フライフィッシングを初めて1年経った。でも・・・、
出てくるのは25cmぐらいの小物ばかり・・・
どうしたらでかいのが釣れるんだろう・・・
なるほど・・・。わかるよその悩み。
僕も初めて2年ぐらいは全くデカ虹が釣れなかった。
でも、あることを意識し始めてから、ヒット率が格段に上がったんだ。
それをこのページで説明していくよ!
長距離をらくらく歩けるウェーダー
ニッパチ君が毎回の釣りで歩いている距離は何キロぐらいかな?
うーん、大体2キロぐらいですかね・・・。
大きな石ばかりある川はとにかく足が痛くて・・・。
なるほど、それは少し少ないかもしれないな。
普段はどんなウェーダーを使っているんだい?
靴とズボンが一緒になっているタイプです。
5000円ぐらいで買えたんですが・・・。
やはりそうか。
そんなニッパチ君にはセパレートタイプのウェーダーをオススメしよう!
ええっ!?
一体全体それはなんなのでありましょうか!?
大物を釣るためには、大物に出会う確率を底上げしなければなりません。
つまり1日の釣りする時間を延ばして、より遠くまで歩く必要があるということ。
安いウェーダーでは足が石に当たる度に痛みが走ります。
濡れなければいいというものではありません。
シューズがしっかりしているセパレート式のウェーダーならどれだけ石を踏んでもへっちゃらです。
これだけで歩ける距離は2倍以上増えます。
値段はシューズとソックス合わせて5万~6万円程度が必要最低価格。
ちょっと高いかもしれませんが、ロッドより需要です。
一番に投資するべき道具であるのは間違いないです。
一日10km歩くための水分
ちなみにニッパチ君は釣りに行く時はしっかり水分を持って行っているのかい?
いえ!無駄に重くなるし、
毎回買うのがダルイので持って行かないようにしています!
このバカチンがッ!!
水分補給は命に関わる、
そして何より、水分補給がもたらす集中力、スタミナ。
どれも大物を釣るには絶対不可欠。
水を軽んじてはいけない・・・。
急にキレだすタイプの先生じゃん。
歩く距離を増やすためには水分は欠かせません。
大袈裟ではなく、釣りできる時間が3倍に増えます。
500mLのペットボトル1本では足りない場合が多いです。
釣り終わって川伝いで戻るときに水分不足に陥ります。
生命にもかかわるので、最低限500mLのスポーツドリンクを2本持っていくようにしましょう。
ベストとリュックが一つになっている装備がおすすめです。
シチュエーションに合わせたフライ
ニッパチ君は普段どんなフライを使っているのかな?
#12のカディスとか、パラシュートとかを使っています。
でも出てくるのは小さいのばかりなんです・・・
そんな君にはこれをお勧めしよう。
その名も「ハイパーカディス」
フックサイズは#6
大物キラーなフライだよ
デカすぎわろた
基本的にライズのない日中はビッグドライ各種で釣りになります。
しかし、イブニングでは、超大物のクルージングライズを目撃することがあります。
そのようなシチュエーションではビッグドライは効果的ではありません。
これに対応するために小さなドライ達を各種用意していきましょう。
その小さなフライのフックサイズは#16〜#18がお勧めです。
最初の一撃を最高の場所へプレゼンテーションする落ち着き
ポイントを目の前にしてから
すぐキャストをしていないかい?
やってしまっています。
いつも良いポイントを目の前にすると、
気持ちが焦ってすぐ投げちゃいます。
その結果、キャストがおざなりになったり、
ヒットしてもライン切れが起きたりするんです。
達人ほど、落ち着いて釣りをする。
焦りは禁物だよ。
興奮を抑えて、心の準備が完璧な者にのみ、
勝利は訪れるのさ。
大物は一番いいところに居ついています。
餌がよく流れてくる、隠れる場所がある、深みがあるなど、とにかく最高の立地に住んでいるのです。最初の一投で最高に立地にフライが届かなければ、小物がフライを食ってしまいます。
そうなればすべてお終い。
それを防ぐために、ポイントに出くわしたら、いったんキャストせずに冷静になりましょう。
まず、観察します。どの辺が最高のマンションだろうかと。
人間には狩猟本能が備わっていますから、どこら辺が釣れるか、それは感覚的にわかると思います。
最高の立地を確認したら、そこに届くだけのフライラインをリールから伸ばします。
そして3回以内のフォルスキャストでプレゼンテーションするのです。
ポイントにつくたびに毎回一呼吸おいてください。
これだけでヒット率はかなり変わります。
その間に、ラインやフックに問題がないか入念にチェックし、
フライにフロータントをつけるのを忘れないようにしましょう。
ヒット後に喪失感を味わうことのないように。
河川開拓をおろそかにしない
ニッパチ君はいつも同じところで釣りをしていないかい?
友達に教えてもらった川にばっかり行ってしまいます。
だって新しい川で釣りして、折角の休日が
坊主で終わった日には・・・。
1日を無駄にした感じがありますから。
リスクを取るんだ。
リスクを取らなきゃ成長はない。
釣れなくてもそれは無駄なんかじゃない。
その川はあまり釣れないという結果が
得られるじゃないか。
知らない川で釣りをするワクワクこそが
釣りの醍醐味なのだから。
北海道の河川は日々変化していきます。
今まで釣れたはずのポイントが次の年には浅くなってしまっていることなんてざらにあります。
坊主のリスクを恐れずに未どんどん未知の川に挑戦していきましょう。
開拓を続けていると、大物センサーが敏感になり、どんな条件の川が連れやすいかが見えてきます。